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(7)誤嚥しない食べさせ方のポイント

(7)誤嚥しない食べさせ方のポイント

誤嚥を予防して安全に食べてもらうためには、食べさせ方がとても重要です。

①姿勢

姿勢

椅子に座る場合には、しっかりと腰を引きかかとを床につけて座ります。

椅子の背もたれと隙間が空く場合には、クッションなどを入れて隙間が空かないよう調整します。かかとが床についていると安定し、むせがでなくなることもあります。

ベッドでリクライニングを使う場合には、腰がずり落ちないように膝とかかとを立てて安定させるなどの工夫を行いましょう。顎が上がるとむせやすくなりますので、適度に顎を引くため枕等などで調節します。

※しっかりと機能や状態を見たうえで姿勢を決めていきましょう。判断がつかなかったり、よく分からない場合は専門家に相談しましょう。

②スプーンの選び方

スプーンの選び方

ティースプーンなど口への取り込みをしやすく、1度に口に入れる量が多くなり過ぎないものを選びましょう。口が開きにくかったり、うまく閉じることができなかったりする場合は、浅めのスプーンが適しています。

逆にカレースプーンのように横幅が広いものは、一度に口に入れる量が多くなりがちなので、あまりお奨めできません。持ち手が太いものや左右に曲がるものなど種類もありますので、各人の機能にあったものを選ぶことが大切です。

③食べるペースと一口の量

がつがつ

一度に口に運ぶ量が多すぎたり、どんどん詰め込みすぎる食べ方だと、誤嚥の危険性が高まります。ゆっくりとしたベースで少しずつよく噛んで食べるようにしましょう。

口の中に食事が残っていたり、飲み込もうとしている時は口が開きにくくなります。のどぼとけの上下運動をよく観察してしっかりと飲み込んだことを確認するようにしましょう。ちょうど飲み込もうとしている時は、口元に力が入り、口角を横に引く動きをしますので、注意して観察しましょう。
※「食べるプロセス」参照

また、食べ始めにむせやすい方も多いと思いますが、お茶ゼリーやとろみ茶、全粥など、その人にとって比較的食べやすい料理から食べ始めるとよいでしょう。

④介助時のスプーンの入れ方

すすりたべ

食べ物をスムーズに咽頭に送り込むには、食塊が舌の中央にあることが大切です。

介助時には、舌の中央にスプーンを置いて口唇を閉じてもらい、そのまま少し上のほうにスプーンを引き抜くとよいでしょう。ただし、上に上げすぎると顎を上げてしまうので注意しましょう。

マヒがある場合は、口唇の中央ではなく健側寄りで口唇を閉じてもらうとよいでしょう。

口の開け方が少なくスプーンが入りにくい時には、スプーンを横に向けてスライドさせながら舌の中央に入れてみましょう。

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